2013年8月17日

市民からの手紙

・・一地主様や地元議員様一人のお力での問題解決は無理なのではとひそかに案じています。水源の郷米原(原文ママ)、歴史の宝庫米原、より元気に安心して暮らせる米原へと議員経験豊かな皆様のお心に止めていただき郷土愛と知恵を結集していただきたくお願い申し上げます。・・数人の議員様宛て発送します・・

 上記は、近江地区の一市民からの願いを伝えるとし、坂田小学校敷地内にある忠魂碑周辺の整備をはじめ宇賀野の自然や文化的・歴史的景観の維持、保全に関する要望の手紙をいただいた中の一節である。

 手紙の内容もさることながら、宇賀野にお住まいの方にも拘らず直接お出会いし、私にお話いただけなかったことに地元議員として忸怩たる思いがある。有体に言えば“なんでやねん!?”

 さて、忠魂碑であるが、日本の為に戦い、亡くなられた方々の御霊を御祀りする為に建立された石碑で米原市内に十数基が現存する。忠魂碑の大半は、各地区の小学校の敷地内や神社境内にたたずんでいる。

 施設の老朽化や管理主体のことなど、忠魂碑の維持管理上の問題は、宇賀野地区に限った事ではなく、各地区で持ち上がっている。

 宇賀野のように、雑木雑草により景観が悪く、忠魂碑周辺の環境整備が問題となっているところ、地盤の変化で石碑が傾斜して倒壊の危険性があるところ等、さまざまな管理状況がある。

 去る、今月10日に挙行された平和祈念式典の前、遺族会からもそれら忠魂碑管理に関する具体的な要望書が米原市長ならびに議会議長あてに提出されたところである。

 このことにつき、社会福祉課の世森課長に問い合わせたが「行政としても何らかの支援はと思っているが、公金の支出となれば“政教分離の原則”もあり、慎重な対応にならざるを得なく、現在、社会福祉課、総務課、政策調整課で各課横断的に協議する準備をしている」とのことである。

 また、手紙には、先に墓前法要でもふれた「法秀院」がかつて住まいされた“長野家”の整備についてのお話もあったが、地主ご自身の今のお考や現在進行形の動きもあり、詳細について当ブログでは言及しない。確かに私も、市や市民の協力を得ながら地域の歴史・文化の資産として保全・活用の必要性は承知している。