2013年4月2日

選任同意、どないするちゅうお話

 まだ、米原市では、教育長と副市長が決まっていない。その副市長についてである。副市長の職務は、単に市長の補佐、職務代理にとどまらず、より積極的に市長の命を受け、政策・企画をマネジメントし、市長に次ぐ立場から、関係部局を指揮・監督するなど、自らの責任で施策の決定、実施していくものである。
 平尾市長が、このような要職を担う適任者をどのような基準や条件で選ぶのか知る由もないが、議会の最終日の閉会ぎりぎりに提案をして、いきなり、人格は高潔で円満、識見は豊富で卓越した方、きちっと働いてもらえる人であるから選任同意をしろと言ってもそれは無理という話になる。
 提案する前の段階で議会との議論も必要であると考える。われわれ議員から出る意見や質問にも十分答えるだけの時間をおき、調整を図ったうえでの提出であって欲しいと思っている。つまりは、提案に先駆けての前捌きが重要であるということだ。
 人事案件については、本人の人格、プライバシーなどを危うくする可能性もあるので、同意を求める提案者はいろいろと配慮すべきである。先の教育委員選任同意の否決で学習しなければ嘘になる。
 ところで、この副市長の人事同意については、3月定例会に提案される予定であったが、市長より、次回6月定例会まで先延ばしするとの話があった。けだし、賢明な措置と言うべきであろう。
 蛇足ながら、行政の長、市長がなんでも決められると誤解している向きもあるようだが、全部は決められないのである。最終的に決めるのは議会なのだ。予算の承認しかり、条例の制定も議会なのである。決定権は議会にあるのである。
 そのことを知ってか知らずか、米原市議会議員は、議会の役割、立場を認識できていない愚かな集団だと断じている賢い人がいる。ばかばかしい限りだ。