2012年9月30日

長浜養護学校分教室

 県教委は、知的・身体障害のある児童生徒が通う野洲養護学校について、児童生徒数の増加に対応するため、敷地内に校舎を増築する方向で検討する由、今朝の読売新聞で知った。
 
 当初は栗東市にある県立聾話学校の駐車場に分校を建築する構想であったが、両校の保護者らの反発があり、計画を見直した。
 双方の生徒たちに必要とされる教育環境が異なるにもかかわらず、両方を運営することに無理があると保護者から大きな不安の声などが寄せられていた。
 このことと同じことが、現在計画されている長浜養護学校分教室が伊吹高校に設置されることにも言えるのである。
 伊吹校生には、教室などの教育施設の使用が厳しい状況になるのは必至であり、間借りすることになる特別支援学校分教室には、高校に迷惑がかからないよう遠慮・配慮した活動を余儀なくされる。
 双方に不便や我慢を感じながら受ける学校教育に何の意味があるのか。特別支援学校との交流というと聞こえはいいが、これは、ノーマライゼーションの理念に基づく教育を推進することとはチョト違うんでナイかい?
 特別支援学校児童生徒の増加問題解消の手法として、高校の空き教室を利用して分教室設置をしているかぎり、その理念実現は見えてこない。
 県内の特別支援学校の在籍者数は合計1930人で10年前に比し、1.8倍に増えていると県議会代表質問で聞いた。弥縫策でなく養護学校の増設など抜本的解決策が必要だ。