2012年8月7日

新幹線新駅

 昨日、彦根市で開会された“中部圏知事会議”で、わが滋賀県知事嘉田様は、東海道新幹線について「県内で新駅の必要性を議論すべきだ」と宣った。
 
 中央新幹線が開通した後の中部圏の活性化策を協議する中、「リニアが完成すれば県内に東海道新幹線の新駅が必要になる」と発言したらしい。
 
 2006年の知事選で嘉田様は、栗東新幹線新駅の着工式が済んだ後、新駅計画は「税の無駄遣い」として中止させた。“もったいない”が売りのオバヤンだった。
 
 オバヤンの主張は、リニア開通によって東海道新幹線の役割も変わる。大都市間をつなぐ現在の役割が短距離の地域間移動に変化する。したがって、県内には駅が多い方が良い、というものだ。
 
 先の栗東新駅を中止にしたこととの整合性を新聞記者に問われ「当時はリニア中央新幹線の開通が決まっていなかった」と答えている。したがって、矛盾はないということだろう。
 
 確かに、昨年に中央新幹線の整備は決まった。しかし、はるか30年以上前の1979年に東京、大阪、愛知、長野など9都府県により「中央新幹線建設促進期成同盟会」が発足し、早期実現に向けて広報啓発・調査・要望活動などを今日まで積極的に行ってきているのは万人周知の事実である。
 
 まして政治家なら、日本の広域交通体系の将来像なぞ熟知していて当然の話で、嘉田様の話は理解不能である。
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