2012年3月11日

震災から一年

 昨年3月11日から一年、午後2時46分、亡くなられた方のご冥福を祈り、心から黙祷を捧げました。
 いぜん行方不明のままの人も3100人以上にのぼり、被災者が負った心の傷や瓦礫の撤去等の問題などが顕在化していて、地域全体の復興が遅れている。再建にこぎつけたところはほんのわずからしい。
 
 地震と津波に原発事故が加わる複合災害で、かつて経験したことのない惨状は、従前の価値観を変えてしまうぐらいの強い衝撃を私たちに与えました。
 
 経済成長で私たちの物質的生活は豊かになりましたが、同時に、節度と良識のタガをどこかで落としてしまったのではないかと思います。
 私たちは、消費の拡大を至上主義として人間の手に負えないもの、自らの手で自らの首を絞めるものを作ってしまった。今日の繁栄は、死の灰と隣り合わせで脆弱なものと自覚しなければならないと思います。
 
 したがって、いま我々がやらなければならないことは、一人一人が、身近な生活環境を守る意識をもち行動する。そして、自然回帰とエネルギーの節減に取組む努力が必要と思います。