2012年2月14日

船中八策

 本格的に国政進出を目指すべく「維新版・船中八策」の骨格についての議論が始まったそうで、また、維新の会の政治塾に3300人超の応募があったそうな。凄いですネ、橋下さんの発信力、求心力、スピード感。橋下さんは、まさに時の人であります。
 
 維新、塾と聞いて連想するのが、吉田松陰と、幕末の日本を動かし、明治維新で活躍した久坂玄瑞、伊藤博文、高杉晋作、山県有朋などを輩出した松下村塾であります。
 
 松蔭は自分が塾を開くのは人に教えるためではない。世にすぐれた人を見つけて親しく交際し、自分のとらわれているところを解き放ち、愚かなところを矯正したいためである、と言っています。
 自分自身が塾生から学び、自分自身を高めようとしたのですね。なんと謙虚で奥ゆかしい人ではないですか。
 
 松陰が自宅で、親族・近隣の者を相手に「孟子」の講義を行っていたのが、松下村塾のはじまりで、それが高い評判となって次第に萩の城下に広がり、やがては長州藩全体から才能のある若者が集うようになったそうです。
 
 で、橋下さんの維新塾ですが、選挙に出たいだけの人物の集まりにはならないでしょうか。近々に予想される国政選挙までの期間があまりにも短すぎ、勢いだけでは人材育成も為し得ず、橋下個人の人気だけでひた走る姿に塾の脆弱さを感じます。