2011年12月17日

政策フォーラム滋賀

 本日は、滋賀県立男女共同参画センターで行われた「政策フォーラム滋賀」定例研究会に参加してきました。
 平成18年3月24日に金沢地裁で、今回の福島原発事故を見透かしたような判決が志賀原発2号機運転差止め訴訟の一審で言い渡されています。
 「可能性として、外部電源や非常用電源の喪失など、さまざまな故障が同時に発生したときには多重防護が有効に機能するとは考えられない。炉心溶融の可能性も考えられる。従って、原子炉を運転してはならない」と。
 
 上記判決文のとおり国策としてのエネルギー政策に、危険なものは危険と勇気ある判断を下した金沢地裁の裁判官のお一人であった、井戸謙一弁護士が本日の講師でありました。
 
 しかし、先生は、原子力政策を判断しているのではなく、十分な安全対策をとらないで運転することを禁止しているのであって、当該原発を運転することを禁止するものでない、つまり事業者がどのレベルまでの安全対策を(100%の安全性が無理だとしても)とれば、それが社会的に納得できる許容されるレベルを判断したのだと話されました。
 先生は現在、ふくしま集団疎開裁判や若狭の原発再稼動禁止仮処分事件などを手がけておられますが、原発訴訟をまじめにひたむきに判断できるのは、利権と無縁の裁判所だけである、これからの裁判所に期待したいと結ばれました。
 先生には、ほんとにたくさんの含蓄に富むお話をいただきました。それを記したいと思いますが、大半は、会場の玄関を出る頃に忘れてしまいました。ここに書きましたことは、辛うじて記憶の片隅に残ったものでありますのであしからず。
 ところで、会場には、前県会議員のNさんがお見えになっていましたので、トイレに行った際に元気よ〜く暮れのご挨拶をしました。「先生、充電中ですか、ご苦労様です。」そしたら先方は、『なんでこいつとこんなとこまで来て顔合わさなアカンネン?』ちゅうな顔してハリました。スッツレイすますた。
null
null