2011年12月10日

キビシィ〜現実

 12月9日付けの滋賀夕刊は、市長の執行責任は?、「塩漬け」の米原南工業団地、と大きな見出しで、S議員が8日の一般質問で取り上げた問題を記事にしました。
 地域の振興策として滋賀県と米原市が連携して推進してきたSILK構想が破綻して以来、市当局は、試行錯誤しながらも土地売却や企業誘致に全力を注いでいます。
 しかし、長引く景気低迷のなか、各企業は大規模な設備投資や土地所有を控え、かつ製造拠点をアジア中心に海外にシフトしている現実があります。
 したがって国内の企業立地は減少し、各地の工業団地も売れ残りが著しく、企業誘致は極めて厳しい状況であります。それゆえに米原市においても事業進捗に予断を許さない事態となっています。
 事態が進展せずこのままの状態が続けば、財政その他、米原市政運営に支障をきたすことは明らかであります。
 市長も「一日も早く解決するのが私の使命」といっている通り、この問題についての責任追及は後回しにして、とにかくいまは、新たな事業展開を前進させ、市の経済・産業の振興に資する企業立地を、一刻も早く実現するのが最優先されるべきと考えます。
 蛇足ながら、昨年8月12日開催の全員協議会の中で、市長はご自分の責任について既に次のような趣旨の発言をしておられます。「この事業を再構築し、成功させる中で自分の責任を果たして行きたい、報酬カットとか職を辞することは考えていない。が、自分の任期の残り、そこまでの期限を要するようなことではいけないが、もし、それまでに出来なければ次は無いと思っている」。これをわたしは、市長は不退転の決意でこの事業に臨むんだと解釈しています。
 さて、わが米原市議会も、産業建設常任委員会や米原駅周辺都市整備委員会のなかで、誘致活動の実態把握や一定期間無償で提供するといった大胆な政策的提案、県知事への要望、また、企業等との情報交換ネットワークの構築に協力するなど、事業の成功に向けて当局と一丸となって地道な努力をしなければと思っています。