2006年9月16日

「出口のない海」

 横山秀夫原作と同名の映画を見てきました。
 日本海軍の最終兵器「回天」(人間魚雷)の特攻隊員の物語です。
 自分の身動きさえ儘ならない狭さや、一旦乗り込めば前へ進むことしか出来ず、脱出装置もない、海の中の真っ暗な密室、そんな兵器を使った自爆作戦が決行される。
 回天操縦の厳しい訓練に耐え、来る日のために切磋琢磨する搭乗員たち、何を思い、何に生きがいを感じていたのか。
 主人公のかっこ悪い死に方のリアルさで、特攻隊員を美化することなく、痛ましさを一層感じさせ、胸を打つ感動映画でした。